変化させるのは非常に難しいという話

学校の現場で働いてもうすぐ6年経ちます。

何十年前から変化しない教育の現場をなんとか変えていかないと思います。

ただ現状を変えようとするのは非常にパワーがいるし、これまでの固定概念に打ち勝たないといけないと思います。

私の校務分掌は生徒指導部です。生徒の意見を聞いて校則を結構変えました。

具体的には、「眉毛を整えていい」「防寒着は華美でないものであれば良い」「ローファーでなくても良い」「指定バッグの廃止」「靴下もくるぶしソックスでもよい」などなど他にもいくつかの校則を変えることを提案して、実施しました。

校長先生が快諾してくれたので実施することができましたが、やはり反対もされました。

校則を変えた結果、目に見えるほど校則を破る人が増えました笑

すると「校則を緩くしたから学校が荒れた」と言われ始めました。

確かにそれは一つの原因だと思います。

ただここで私が言いたいことは、「じゃあ校則を変えませんか?」ということです。

時代が変わってきているのに学校の中身は何十年も変わってないままじゃやばいでしょ!

状況が悪化しているように見えているのは、ただの変化の過程であるだけかもしれません。

それを恐れて、嫌がって、いつも通りを何年も続けるのはいかがなものかと思います。

なので、ここで重要なことは校則を厳しく維持することではなく、「規則を守らせる」ことだと思います。

校則を変えないことではなく、「規範意識を身につけさせる仕組み」を作ることができなかったことが、私の失敗です。

校則を変えることとセットに仕組み作りを怠ったこと、周りの教員と連携できなかったこと、ここを今後の課題にしています。

ただ本質を見抜けず、「校則を緩くしたことが原因だー」と吠えることは検討違いに思えます。

ただ私の力不足は否めないので、そこは反省です。

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