今の教育のシステムが崩壊しているのではないかという疑問

「答えそのものには意味がない」

最近、教育活動をしていて感じること。

チャットGPTなどの生成AIもより発展していくだろうし、答えなんか調べたら出てくる時代になってる。

だから「答えに価値がない」時代に突入している気がする。

学校で勉強していることってなんの意味があるのだろうか。

ただ間違いないことは、学校で勉強することには意味がないわけではなく、その「答え」自体に意味がないのだと思う。

数学の証明問題を解くとして、その答え自体には意味はないが、その答えの「導き出し方」に意味があるのだと思う。

だから数学の勉強で「数学の答え」を学ぶのではなく、「考え方」を学ぶことが大切なのだと思う。

「情報が民主化」された今の時代において、誰もが簡単に「答え」に辿り着けるようになったのだが、「考え方」というのは、人が生きてきた軌跡でしかないと思う。チャットGPTに聞けばあらゆる「答え」を教えてくれる。

だから大人になるまでの教育で身につけないといけないことは、「考え方」と「生き方」だと思う。

学校教育でもそのようなフェーズを迎えていると思う。

「考え方」と「生き方」を学ぶことは、何も5教科の勉強からだけではないと思う。

もちろん5教科の勉強からでも身につけることは可能だ。

勉強だけではなくいろんな経験をすることによって、人格は形成されていくのだと思う。

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